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2013年4月11日木曜日

慶應 推薦制度

私は、中学生までは、神童、と呼ばれていました(笑)

中学生までですが・・・

回りからは、この子は、開成から東大法学部に進み、大蔵官僚になるしかない、
と言われ、浮かれて勉強をしていました。

高校受験では、開成高校本命、落ちたら都立に進み、そこから東大を目指すと、
それしか考えていませんでした。

ただ2校だけの受験では物足りないし、開成は、その当時の私の実力でも
100%合格ではなかったので、なんか落ちて都立だけ合格もつまらないので、
試しに今の実力にちょうど合った高校を受けてみよう、との話しになり、
友達が受けることになっていた、慶應志木高校を受験しました。

だから、慶應志木高校の勉強は全くしておらず、どこにあるかも知らず、
また仮に合格しても行くつもりはありませんでした。

結果は、開成にみごと不合格、そして慶應志木、都立に合格しました。

その時、ノリの軽い私の親が、
「なかなか慶應志木って入れないんでしょ?せっかく受かったんだから行って
みたら?」
と言う、軽い一言で、結局、慶應志木に行くことになりました。

私の東大、大蔵官僚への道は、あっさりと閉ざされました。

結果、慶應大学までエスカレーターで行き、こうした甘ちゃんの軽い男に
なってしまいました。


私は経済学部だったのですが、当時の推薦制度は、医学部は別格ですが、
次に断トツで経済学部が人気で、私も一応、経済学部を目指して、
割と勉強して、良い内申を取ったほうでした。

その時のアホのナンバーワンが、法学部政治学科でした。

落第寸前の何とか進級だけは出来そうと言った、落ちこぼれがいく
学部であり、下から来て法学部政治学科と言うと、
「私は高校時代、遊んでいました。やっとギリギリ進級出来たアホです」
と言う札をクビから下げて、大学にきているようなものでした。

しかし・・・・

聞くところによると、今は、法学部政治学科が人気ナンバーワンらしいです。

なんで???

私の知り合いの息子で、慶應志木に通っている子供が、真面目な顔で
「どうしたら、政治学科に推薦取れるかなあ・・・頑張って勉強しているのになあ・・・・」
とつぶやいていました。

時代は変わるんですね。