今日は、うちの会社の株主総会でした。
上場して、これで9回目の株主総会です。
今までの8回は、全て、シャンシャンで、質問なんて1人あれば良い方でした。
いつもは30分で終わっていました。
しかし今回は前もって波乱の予感が・・・
なんと元大物総会屋から電話があり、「今日の総会行くからな!」と予告電話
まであったのです。
我々はかなりビビって、事前に準備、練習を行っていました。
不規則発言や暴言を吐いた時の対処や、警告に従わない場合の退場手順の
確認、また体の大きな若手社員を前方に配置、などなど。
しかし当日になって、その元大物は、朝、確かに来たのですが、お土産だけ
もらったら、なんと帰ってしまったのです。
同じく今日に、他に目当ての株主総会があったのでしょうか。
我々は、ほっと一息。やれやれ・・・・
これがそうではなかったのです。実は隠れキャラがいたのです。
総会が始まると、いきなり議長席まで歩み寄るスキンヘッドの男!
全くのノーケアでした。
そして手を挙げまくり、議長の進行を妨げ、質問の嵐、そして大声での怒声!
正直、恐ろしかったです。
ただ敵もさる者、退場警告を出すと、おとなしく座り、また機を見て騒ぎ出す、と
言う感じなので、なかなか退場勧告まで至りません。
結局、その男の20以上もの質問に答える形となりましたが、なんとか無事、全て
の議案を承認頂き(その男以外で)、総会は終了できました。
その時間、なんと2時間近くです。
たぶん893ではなかったし、言ってることは、要約すると、株価を上げろとか配当
を増やせとか、まあまともな質問ではあったのですが、超威圧的で、そんな対応に
慣れていない我々は、ほんとに気を使いました。
ある意味、良い経験を積んだと思います。
皆さん、お疲れ様でした。