前回の続きです。
良い例えではないですが、こんな風に考えています。
ある女性が、魚釣りで、1度に10匹を同時に釣り上げることに成功しました。
これは1度に釣り上げた魚の数、世界新記録で、一躍、注目されました。
彼女は、竿や針の付け方、餌の種類などを公開しましたが、他の人が同じように
やっても1度に10匹なんて釣れません。
次第に疑いの目が向けられます。
「本当に釣れたんですか?」
「まちがいありません、私は200回以上釣ったことがあります!」
そうです、彼女は本当に釣ったことがあるんです。
でも、それは釣堀での世界でした・・・
彼女は疑いもなく、釣ったことは事実なんだから、釣堀であろうが海であろうが
そんなことは関係ない、って真剣に心から思っていました。
なので事実を強く主張しました。
けど、だんだん彼女もわかってきました。
「え!え!!
釣堀で釣ったってことは、もしかして本当に釣ったことにならないんだ・・・・」
だんだん彼女は怖くなってきました。
でも、いまさら釣堀でした、とは言えません。
でもでも、釣ったことは事実なんだよ、みんなわかってよー!
なんか今回はこんな感じではないでしょうか。
彼女の思うそしてイメージしているSTAP細胞と、世間一般で言うSTAP細胞が
そもそも違う
はたまた、
彼女が実際に行ったSTAP細胞の造り方を知ったら、他の研究者の間では
「そんなやり方は卑怯だよ、そんなやり方なら大発見でもなんでもないじゃんー」
こんな状況ではないでしょうか。
人を騙すつもりは全くない、善意なんだけど、結果として騙していると言う、
善意の偽善者だと思います。
でも小保方さん、やつれても可愛いですね。
これは例えば、光浦晴子みたいな女性だったら、とっくにどうてもいい話題になって
消えていったと思います。
可愛いっていうのが、今回、逆にマイナスになってしまいました。